1000KN精密プレス

 ハイブリッド・アクチュエ−タ(HySerpack)の特長を最大限に発揮した精密プレスが完成しました。 100tonの大推力を有する装置でも□900×830Hのコンパクトサイズとなっております。高さはロッド先端からトッププレート(板 厚150t)及びタンクフランジの全てを含んでおります。1,000KN精密プレス
  ロッド位置の精密制御は勿論のこと、推力の制御も同時に行うことが出来ます。また、制御用のプログラムもコントローラ内部のメモリに常駐し、スイッチオンと同時に使用可能です。ロッドの停止精度は±0.03mm 以内となっており、ワークの仕上がり寸法のばらつきが激減したため、二次加工の必要すら無くなった例も多数報告されています。
  写真の製品(グリーンの部分)はシリンダ、トッププレート、サーボモータ、油圧ポンプ、リザーバの全てが一体化され、外部油圧ユニットを完全に追放することに成功しました。又リザーバは完全に密封され窒素ガス充填のため作動油の酸化防止とオイルミストの飛散が無く、クリンルーム内に設置するこが可能となりました。更に消費電力も従来の油圧システムに比較し1/10以下となっております。
  ユーザーは4本柱(ポスト)とスライドを用意するだけで巨大プレスを完成させることが可能となりました。この外に50ton、200ton及び300ton型がシリーズ化されております。

    ○従来製品と比較し、起省エネ・起省スペースを実現しました。
    ○作動油の温度上昇が激減し、冷却も不要、タンク容量も最小となった。
    ○現場設置後の配管作業、フラッシング作業は一切不必要となりました。
    ○現場設置後のチューニング作業も無くなり、通電直後直ちに使用可能です。

 
推力 100 ton
ストローク 150 mm
速度 上昇/下降 91mm/s、加圧 6.8mm/s
停止精度 ±0.03 mm 以内

1,000KN精密プレスその21,000KN精密プレスその2 □900×820H
高さはロッド先端からトッププレート(板厚300t)を含む
特性
推力 100 ton
ストローク 50 mm
速度 上昇/下降 57mm/s、加圧 4.2mm/s
停止精度 ±0.03 mm 以内

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