船を回頭させるために舵を切ると船体が傾く。この現象を逆用し、舵を素早く切って船が回頭する前に元の舵角まで戻せば船体のローリングを防止することが出来る。
従って滅揺のための特別の装置を取付けることなく、既設の舵だけで減揺操作が可能となった。
この装置は東京商船大学の練習船『汐路丸』に搭載され、その成果は流体計測学会及び流体制御学会合同シンポジウムで発表されている。
(日経メカニカル2000年4月号にも記事が掲載されています。)
船舶の操舵装置は通常サーボ弁または比例電磁制御弁を使用
したサーボコントロールシステムとなっております。ハイブリッド・アクチュエータによる操舵装置は従来のものと比較し、勝るとも劣らぬ制御特性を発揮し、出力4倍で容積は約1/8となったため操舵室の大幅縮小が可能となりました。更に操舵速度の向上により、減揺操作も可能となってきました。
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